美容室や理容室の移転、閉店、リニューアル。
そんなとき必ず直面するのが、大量の理美容器具の処理問題です。

大量の器具を処分するとなると、時間も手間もかかりますし、費用もばかになりません。
でも、ちょっと待ってください。そうした器具を捨ててしまう前に、「中古買取」という選択肢を考えてみませんか？

中古理美容器具には思った以上の価値があります。

適切に買取業者を活用すれば、処分費用どころか新たな資金源にもなり得るのです。

本記事では、中古理美容器具を賢く売却するための具体的な方法と、上手な買取業者選びについてお伝えします。

なぜ中古理美容器具に需要があるのか？

新品の高額な導入コストが背景に

美容室を開業したことがある方なら、理美容器具の新品価格の高さに驚いた経験があるでしょう。
カット椅子一脚で数十万円、シャンプー台なら百万円を超えることも珍しくありません。

新規開業者や設備投資を抑えたい既存店にとって、中古品は魅力的な選択肢です。

人気メーカーは流通市場が安定

特にタカラベルモントやオオヒロなどの人気メーカー製品は、中古市場でも安定した需要があります。

これらのメーカーは品質が高く、メンテナンス体制も整っているため、中古でも安心して使用できるからです。

海外市場も視野に

日本製の理美容器具は海外でも高く評価されており、輸出需要も存在します。
国内で値がつかない古い機器でも、海外では重宝される場合があります。

高く売れる理美容器具の特徴

メーカーで決まる基本価値

タカラベルモント、オオヒロなどの大手メーカー製品は査定額が高くなりやすい傾向にあります。
ブランド力と品質の高さが評価されるためです。

大型機器ほど価値が高い

椅子、シャンプー台、スチーマー、デジタルパーマ機器などの大型機器は、特に需要が高いアイテムです。新品価格が高いほど、中古での価値も相対的に高くなります。

年式と動作状況が査定の分かれ道

当然ですが、年式が新しく動作に問題がないものほど高値がつきます。
ただし、古い機器でも動作良好であれば意外な値段がつくことも。

見た目の美しさも重要

中古の理美容器具には、機器が壊れて急遽購入しなければいけない方からの需要もあり、「すぐ使えること」が求められます。

そのためメンテナンスが行き届いて見た目がきれいな機器は、査定担当者の評価も上がります。

中古理美容器具を高く売るための実践的なコツ

あなたには、中古でもいいからどうしても欲しい道具があったとします。

そのときだれかから「これ、わたしが使っていたものだけど、よかったら」とその道具を渡されたときのことを想像してみてください。

• あまりにも汚れている
• 壊れている
• 使い方がわからない

このようなものを受け取っても、あなたは使えるでしょうか？ありがたいと思いますか？
そのことを考えてみると、中古品を高く売るコツが見えてくると思います。

状態を整える – 第一印象で差がつく

まずは徹底的な清掃から始めましょう。
長年の汚れやヘアカラーの付着は、思っている以上に査定に影響します。

動作確認も忘れずに。椅子の昇降、リクライニング、シャンプー台の給排水など、すべての機能をチェックしてください。

写真撮影も重要なポイントです。明るい場所で撮影しましょう。
傷や汚れががある場合は、正直に申告しなければなりませんが、必要以上に目立たないように工夫して撮影しましょう。

付属品・説明書を揃える

取扱説明書、保証書、専用パーツなど、購入時についていた付属品はすべて揃えましょう。
完全セットの方が次の利用者がすぐに使えて、価値が高いため、査定額にも反映されます。

まとめて依頼する効果

単品よりも、複数の機器をまとめて査定に出す方が有利です。
業者にとっても効率的で、運搬コストも抑えられるため、査定額アップにつながりやすくなります。

タイミングを見極める

美容室の開業が多い春先などは、中古機器の需要が高まる傾向にあります。
売却を急がないなら、シーズンを意識してみてください。

信頼できる買取業者の選び方

専門性を重視する

理美容器具専門の買取業者は、一般のリサイクルショップよりも適正な価格をつけてくれる傾向があります。

専門知識があるため、機器の真の価値を理解してくれるからです。

実績と信頼性をチェック

業者選びで最も重要なのは実績です。運営年数、買取実績数、メーカー別の取扱い実績などが公開されている業者を選びましょう。

透明性の高い業者は信頼できます。

対応エリアの確認

無料出張買取エリアに含まれているかどうかで、実際の手取り額が大きく変わります。
運搬費用を負担しなくて済む業者を選ぶのが賢明です。

費用の透明性

査定料、出張料、運搬費など、どこまでが無料なのかを事前に確認してください。
「査定無料」でも、キャンセル時に費用が発生する場合があります。

複数業者から見積を取る

少なくとも2〜3社から見積を取りましょう。
見積を取る場合に「他の業者さんにも見積をお願いしています」と伝えましょう。

複数の業者から見積もりを取れば「相場」が見えてきます。
同じ機器でも業者によって数万円の差が出ることもあります。

口コミ・評判を調べる

Googleマップのレビューや公式サイトの利用者の声は参考になります。

特に対応の丁寧さや査定額の妥当性についての評価をチェックしましょう。

賢い売却で次のステップへ

中古理美容器具の売却は、単なる処分ではありません。
適切に行えば、新しいサロン経営や次のステップのための貴重な資金源となります。

成功のポイントは、機器の状態を整えること、専門性の高い信頼できる業者を選ぶこと、そして複数業者での相見積もりです。

時間をかけて丁寧に準備すれば、思った以上の金額で売却できる可能性があります。

大切に使ってきた機器を、次の誰かに引き継いでもらう。そんな気持ちで取り組んでみてください。

リビエクでは、理美容室の器具を専門として買取させていただいております。
出張査定は無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ！