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シャンプー台は何年使える?寿命と売却タイミングを徹底解説
カテゴリー:理美容器具 買取情報


美容室や理容室の設備の中で、欠かせないのがシャンプー台です。
「シャンプー台」とひとことで言っても、実際には
■シャンプーユニット(椅子とボウルがセットとなっている設備)
■シャンプーチェア(椅子部分)
■シャンプーボウル(水回り部分) と分けて考えることができます。
サロンオーナーの中には「ユニットごと買い替えるべきか」「チェアだけ交換すればいいのか」「ボウルだけ修理できないか」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、それぞれの寿命の目安と売却タイミングを分けて解説するとともに、会計上の耐用年数についても触れていきます。
シャンプーユニット
寿命と売却タイミングは?
もっとも一般的な設備が、椅子とボウルが一体となった シャンプーユニット です。
物理的な寿命はおおよそ 7〜10年 と言われています。
- 複数の機能が同時に劣化する
→ チェア部分のクッションや、水回りのホース・ポンプが同時期に不具合を起こしやすいです。 - 修理費用が積み重なる
→ 部分交換を繰り返すと結果的にコストがかさんでしまうかも。 - まとめて入れ替えが効率的
→ 店舗の移転やリニューアルの際にユニットごと交換するケースが多くなっています。
「ボウルは故障したがチェアはまだ使える」といったとき、もしかするとボウルのみ交換・売却 という選択肢があるかもしれません。
部分的に整理できると、サロン経営において助かりますよね。
シャンプーチェア

寿命と売却タイミングは?
チェア単体 の寿命はおおよそ 10年前後です。
お客様の座り心地に直結するため、見た目や快適性の劣化が判断基準になります。
- 座面やクッションのへたり・破れ
→ お客様からの第一印象に大きく影響します。 - レザーのひび割れや色あせ
→ 破れ同様、こちらも「古いサロン」という印象を与えてしまいます。 - リクライニング機能の不調
→ スムーズに動かなくなったら寿命が近いサイン。
売却時は「動作が安定しているか」に加え、見た目の清潔感や状態 が査定額を左右します。
軽い補修や清掃をしてから依頼すると、プラスになることもありますよ。
シャンプーボウル(水回り部分)

寿命と売却タイミングは?
シャンプーボウル は水を扱うため劣化が早く、寿命は 7〜8年程度 が目安です。
- 水漏れやホースの劣化
→ 床を濡らすようなら即交換が必要です。 - ポンプの異音や水圧低下
→ スタッフの作業効率やお客様の快適性に直結します。 - 陶器部分のヒビ・欠け
→ 衛生面の問題から買取不可になってしまうことも。
法定耐用年数との違い

なお、税務上、理美容機器は 法定耐用年数5年 と定められています。
これは減価償却の計算に用いる「会計上の寿命」であり、実際に使用できる年数とは異なります。
つまり、帳簿上は5年で資産価値がゼロになりますが、実際には7〜10年使えることも珍しくありません。
また、中古市場では5年以上経過していても人気メーカー製なら十分需要があります。
「会計上は価値ゼロでも、実際には売却益を得られる」 という点は、オーナーにとって大切な視点です。
処分より売却を選ぶメリット

シャンプーユニットやチェアのような大型器具を廃棄する場合、産業廃棄物として専門業者に依頼する必要があり、数万円単位の費用がかかるケースもあります。
一方、まだ動作品であれば中古市場に需要があるため、処分費用ゼロでキャッシュに変えられる 可能性があります。
特に、タカラベルモントやOOHIRO(オオヒロ)などの人気メーカー製は高値がつきやすく、チェア単体やボウル単体でも買い手が見つかるケースは多いです。
まとめ
- シャンプーユニットの物理的寿命は 7〜10年、複数の機能が同時に劣化するため入れ替えが効率的。
- シャンプーチェアは 10年前後 が目安。快適性や見た目の劣化がサイン。
- シャンプーボウルは 7〜8年程度 が寿命。水漏れや陶器のヒビに注意。
- 法定耐用年数は5年 だが、これは会計上の寿命であり、実際の使用可能年数や中古市場価値とは異なる。
- 壊れる前に売却することで処分費用を回避し、資金回収にもつながる。
シャンプー台はサロンの「顔」であり、同時に大きな投資資産です。
物理的な寿命と会計上の耐用年数の両方を理解しておくことで、より賢く設備の入れ替え・売却を行うことができます。
リビエクでは、理美容室の器具を専門として買取させていただいております。
出張査定は無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ!