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美容室における人材育成の難しさと解決法

カテゴリー:美容室・理容室経営のコツ

「速く行くなら一人で、遠くに行くなら複数人で」という言葉があるように、美容室においても多くの売上を上げるにはスタッフの育成は不可欠です。

しかし、この人材育成はどの企業体においても頭を悩ませている問題です。

今日は、美容室におけるスタッフ育成の問題点と解決策をご紹介していきます。

スタッフ育成のお悩み点

各個人によってアプローチ方法が異なる

スタッフそれぞれの能力やスキル、経験、キャリアの目標は違うため、一律の育成プログラムでは、すべてのスタッフに対応することはできません。

個々のスタッフに合わせた性格や目標にあわせて、アプローチ方法を変えないとならない点がとても難しく感じる点です。

評価基準の設定が難しい

スタッフの成長を評価し、適切なフィードバックを行うことも、店長やオーナーなど指導をする立場の方にとって頭が痛い問題ですね。

美容師という特性上、スキル面だけでなく接客面も必要な技術のため、フィードバックがさらに難しくなります。

成長の具合や評価基準の設定が明確にできない部分があるからです。

時間や費用の捻出が難しい

人材育成には、時間も費用も必要です。

しかし、店舗にはリソースの制約があり、予算や時間の制約の中で、最適な育成プログラムを実行していくことは、とても困難です。

持続的なサポートができない

スタッフの育成というのは、一時的な研修やトレーニングではありません。

持続的かつ長期的にサポートすることが必要不可欠です。

しかし、この持続的かつ長期的にサポートすることが難しいですよね。

人材育成に特化した方がサポートするわけではないので、他業務を行いながら後輩を見るというのは、心理的にも負担が大きいです。

人材育成のお悩み解決策!

ここからは、悩みの種を解決するご提案をさせていただければと思います。

スタッフとのコミュニケーションを大切にする

面談や改まった場での話も大切ですが、普段からのコミュニケーションが大切です。

良かったところをすかさず褒める、注意すべきところは端的に伝えてひきずらないなどフィードバックの方法にも気をつけましょう。

また、どんな悩みを持っているのか、どのような目標を持っているのかなども把握できると、解決に対するアプローチも変わってきます。

上司としての威厳も保ちつつ、積極的にコミュニケーションを大切にしていきましょう。

評価基準の設定

技術レベル向上の場合は、設定値を細かく定めてレッスンを重ねると良いでしょう。

小さな成功体験を積み重ねることで、スタッフのモチベーションもあがりやすくなります。

また、客観的にできたかできていないかを判断することで、不公平感が小さくなり不満が生まれづらくなります。

外部も効率的に活用する

店内のスタッフだけでは十分に教育を賄えない場合ももちろんあります。

その場合は、うまく外部講師や研修などを活用することも考えましょう。

いつもとは違う環境で技術を学ぶことで、スタッフの意識もかわるでしょう。

まとめ

今はZ世代だとか様々なことが言われていますが、結局は個人と個人のお付き合いのところもありますので、スタッフに応じた対応が求められます。

常に柔軟性を持ち、状況やスタッフの要望に応じて調整を行いながら、持続的な人材育成の取り組みを進めていきましょう。