お知らせ・ブログ詳細

理美容機器の買取専門店
理容室のサインポールはどう処分する?閉店・リニューアル時に知っておきたい対応方法
カテゴリー:理美容器具 買取情報


理容室の象徴といえば、店先で回る赤・青・白のサインポール。
長年お店を見守ってきた存在だけに、閉店やリニューアルの際には「どう処分すればいいのか分からない」と悩むオーナーも多いのではないでしょうか。
実は、サインポールは電動機構を備えた業務用設備であり、一般の家庭用ごみとしては廃棄できません。
この記事では、理容室の閉店・リニューアル時にサインポールを安全かつ適切に処分・整理する方法を解説します。
サインポールの構造と種類を理解しよう
サインポールは、照明(蛍光灯やLED)と回転モーターを内蔵した電気機器です。
電源は一般的に100Vで、壁面に直付けするタイプと、自立スタンド型の2種類があります。
内部には電線やモーターが組み込まれており、撤去時に電気を切らずに作業を行うと感電や漏電の危険があります。
また、屋外に設置されている場合は防水処理やボルト固定がされており、無理に取り外すと壁や外装を損傷する恐れもあります。
安全面を考慮し、撤去の際は電気工事の知識を持つ業者へ相談するのが望ましいとされています。
自治体の粗大ゴミでは処分できない理由

サインポールは「事業活動に使用した設備」に該当します。
環境省が定める「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では、事業所から出る廃棄物は事業系一般廃棄物または産業廃棄物に分類され、家庭ゴミとしては収集できません。
つまり、理容室が営業で使っていたサインポールを自治体の粗大ゴミとして出すことはできません。
また、撤去時に電線を誤って切断したり、照明管を破損させたりすると感電や火災の危険もあるため、無理に自力で外すのは避けた方が安全です。
サインポールの処分・整理方法3つ

1.専門業者に撤去・回収を相談する
サインポールは電気機器のため、撤去時に電源処理が必要です。
設置状況(屋内・屋外、配線方法)によって作業内容が異なるため、看板や照明の撤去を扱う業者などに相談しておくと安心です。
作業費用は設置条件により異なりますが、一般的な相場は1〜3万円前後とされています。
2.買取・引き取りを依頼する
比較的新しいLEDタイプや、点灯・回転が正常なサインポールは中古市場で需要があります。
理美容機器の買取業者では、サインポールを含む店舗設備一式の査定を行っており、買取・引き取りの対象となる場合があります。
特に人気メーカー(大阪サイン、喜多アイディアなど)の製品は外観の汚れが少なく、点灯確認ができれば査定額が上がる傾向にあります。
\関連記事はこちらからチェック!/
サインポール一覧 | Shin-bi.jp
3.リニューアル時は交換という選択も
リニューアルや店舗デザイン変更の際は、新しいサインポールへの交換も選択肢のひとつです。
最新のLEDタイプは省エネ性が高く、モーターの耐久性も向上しています。
旧型の蛍光灯モデルに比べ、メンテナンスや電気代を抑えられる点が魅力的ですよね。
また、サインポールのメーカーや販売代理店によっては、新品購入時に古い製品を下取り・回収してくれるケースもあります。
「新製品導入とセットでの値引き対応」が一般的ですが、処分費用を抑えることができる実用的な方法です。
ただし、撤去作業費等は別途必要となることが多いため、メーカーまたは販売代理店へ相談してみましょう。
サインポールを高く売るためのポイント

「古いし値段はつかないかも…」と思っていても、経年変化していても丈夫なサインポールはニーズのあるアイテムです。
査定前に次のポイントを押さえておくと、より良い条件で売却できる可能性があります。
- 清掃しておく:外観の汚れを落とすだけでも印象が変わる。
- 動作確認を行う:点灯・回転が正常かチェック。
- 写真を複数撮る:メーカー名・型番・全体写真・設置状況などを撮影。
- 早めの相談:撤去前の状態が確認できる方が査定が正確になる。
壊れていても、モーターや照明パーツが再利用できる場合があります。
「もう動かないから捨てる」前に、一度専門業者へ相談してみましょう。
まとめ
- サインポールは電動設備であり、一般ゴミとしては処分できない。
- 自力撤去はリスクがあるため、安全面に配慮して進めることが重要。
- 状態次第で理美容機器専門の買取業者が対応可能。
- リニューアル時はLEDタイプへの交換も検討価値あり。
長年お店の顔として親しまれてきたサインポール。
安全に、そして少しでも価値を残す形でお別れできるよう、早めの整理を心がけましょう。
リビエクでは、理美容室の器具を専門として買取させていただいております。
出張査定は無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ!